北海道・ニセコエリアは、世界中のパウダージャンキーにとってあこがれの地。
リゾートバイトを考えているスノーボーダーにとって、ニセコは有力な候補になるのではないでしょうか。
今回は筆者がニセコひらふエリアでリゾートバイトをした体験を中心に、友人のリゾートバイターたちにヒアリングした体験談をご紹介します。
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ニセコについて
北海道のニセコエリアは、豊富なパウダースノーと美しい自然が魅力の世界的なスキーリゾートです。
ニセコ町と倶知安町(くっちゃんちょう)の2つの町にまたがるニセコエリア。
ニセコ町には、ニセコビレッジスキーリゾート、ニセコアンヌプリ国際スキー場、ニセコモイワスキー場の3つのリゾートがあり、倶知安町には、ニセコ東急グラン・ヒラフとニセコHANAZONOリゾートがあります。
ニセコでのリゾートバイト体験談
それではここで、ニセコエリアでのリゾートバイト体験をご紹介します。
とは言っても、筆者の体験だけではさみしいので、ひらふで知り合った友人のキッシーとマキッペにもFacebookのメッセンジャーを使ってヒアリングしました。
レストラン(筆者の場合)
筆者が最初に働いたのは、ニセコひらふエリアにあるインドカレー屋さんのウェイトレス。
17:00から22:00までの5時間で、まかない休憩もありました。
オーダーを取り、ドリンクを作り、できあがった料理を運ぶ仕事でしたが、合間には洗い物も。
お客さんのほとんどが海外からの訪問客なので、オーダーは英語です。
ほとんど英語ができなかったわたし。
オーダー自体は指差しで確認できるので、意外と大きな問題はなくこなせました。
たまに料理について質問があったときには、英語のできる日本人店長や、厨房にいるネパール人シェフに代わってもらっていました。
英語ができないと務まらないんじゃないかな?と思っていた仕事ですが、思っていたよりも気軽に働けました。
ペンション(筆者の場合)
インドカレー屋さんの隣りにあったペンションで人手が足りないとのことで、居候をしました。
ペンションとは言っても長期滞在のオージー(オーストラリア人)とキウイ(ニュージーランド人)がほとんどで、食事は朝食のみのB&B(ベッドとブレックファストだけ)のスタイル。
8:00からの朝食ブッフェの配膳とそのあとの清掃が仕事で、10:30には仕事が終了。
午後と夜はまるまるフリーで、毎日スノーボードを楽しめました。
仕事の日は朝イチのパウダーが滑れないのが残念でしたが、それ以外は自由時間がとても多かったので、気持ちに余裕があったのを覚えています。
3食のまかないはとてもおいしかったので、スノーボードで運動しまくっているはずなのに少し太りました。
リフト係(キッシーの場合)
ニセコひらふのゲストハウスで仲良くなったキッシーは、その前のシーズンにグラン・ヒラフでリフト係をしていました。
「思っていたよりも滑る時間が取れたので、スノーボードがうまくなった」
「ナイターの立ち番は寒かった」
「友だちがたくさんできたので楽しかった」
とのこと。
グラン・ヒラフはナイター営業があるため、早番と遅番のシフトがあり、仕事の日にも滑る時間を多く取れたそうです。
週休二日で、休日には山頂まで登り、コース外エリアでバックカントリーを楽しむことも多かったとか。
寮は相部屋で、本州からの派遣バイトが多く、そのほかにワーキングホリデーで来日したオージーやキウイのスタッフも多かったそうです。
スノーボードという共通の趣味を持つ仲間たちとの寮生活は、とても楽しかったとキッシーは振り返っていました。
リフト券売り場(マキッペの場合)
グラン・ヒラフのリフト券売り場で働いていたマキッペはリゾートバイトのリピーター。
わたしはキッシーを通してマキッペと知り合い、いっしょにすべったり、クラブイベントで遊んだりするようになりました。
当時、海外からの訪問客が増えていましたが、ニュージーランドでのワーキングホリデー経験のあるマキッペは英語での対応は余裕だったとのこと。
そもそも、リフト券販売自体がシンプルな業務なため、英語がほとんどできないスタッフでも大きな問題はなく働いていたそうです。
英語が堪能なマキッペは、わたしたちのゲストハウスに滞在していたオージーともすぐ打ち解けていました。
「ニセコの山はカービングができなくてもチョッカリ(直滑降)ができれば大丈夫!みんなすぐうまくなっていくよ!」と太鼓判を押してくれました。
ニセコバイトのメリット・良かった点
パウダースノーが満喫できる
ニセコといえば、世界的にも有名なパウダースノー。
ニセコでのリゾートバイトの一番の魅力は、仕事前後やオフの日に思う存分滑れることです。
貯金ができる
リゾートバイトは寮や食事が無料、または格安なため、生活費が抑えられ、貯金がしやすい環境です。
冬はニセコでお金を貯めて、夏はニュージーランドで滑る、というスタイルのスノーボーダーも多くいます。
英語力が上がる
筆者が働いていたレストランもペンションも、お客さんの9割は外国人でした。
ほとんど英語が話せない筆者も英語力が上がり、相手が何を言っているのかわかるようになりました。
シャイな性格?なので、スピーキングはあまり得意ではないので、もしニセコ時代に戻れるならスピーキングをがんばりたいなぁと思ったりします。
友だちが増える
これはニセコに限らずですが、リゾートバイトは友だちがたくさんできます。
海外からワーキングホリデーで滞在するスタッフも多いので、世界中に仲間が増えていきます。
ニセコバイトのデメリット・悪かった点
不便
スキー場があるエリアは街から離れているため、交通の便が悪いのが残念なところ。
倶知安のニセコひらふエリアはコンビニが2軒あり、そのほかに飲食店がたくさんあるので、車がなくても生活できます。
それ以外のエリアはホテルと寮以外何もない、なんてこともあるので、事前リサーチは必要。
お金を貯めるのが目的なら、遊びまくれるひらふはあえて避けるというのも一案です。
寒い
冬のニセコは非常に寒く、本州の比ではありません。
筆者もはじめは寒さに苦労しました。
この寒さがあるからこそのパウダースノーなので、ニセコを考えるときはあらかじめ覚悟しておきましょう。
おすすめの派遣会社3選
リゾバ.com
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電話でヒアリングや相談を行い、きめ細やかな対応を受けられます。
写真や体験談の買い取りを積極的に行っているため、働く様子、プライベートの様子を事前に知ることができる職場もあります。
登録を行ったあと、すぐに勤務先を決める必要はなく、「まずは話だけ」でも登録可能。
リゾートバイトダイブ
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会員登録していないと具体的なスキー場名までは表示されませんが、登録してマイページの作成が完了すると求人の施設名が表示されるようになります。
その後は電話面接。
面接したからと言ってすぐに働かなくてはならないわけではないので、ここまで済ませておくとその後の流れが早くなります。
電話面接後は、勤務先レビューの閲覧が可能に。
全国のスキー場のレビューを見ることができるので、勤務した場合のイメージがつかみやすくなっています。
勤務先決定後も公式ラインでしっかりサポート。
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アルファリゾート
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この時点で申込みたい求人が決まっていなくてもOK。
その後、電話でさまざまな条件のヒアリングがあります。
すぐに働けない場合でも勤務期間の希望を伝えれば大丈夫。
履歴書の作成もオンラインで完結するので手軽です。
長期勤務者には英語のオンラインレッスンが無料になる特典も。
まとめ
ニセコでのリゾートバイトは、スノーボードが好きな人にとっては理想的な働き方です。
仕事をしながらパウダースノーを滑れるこの環境は、スノーボーダーにとって最高の経験になるはず。
英語力や働きたい条件を考慮し、派遣会社に相談して自分にあった職場を見つけてください。
ニセコのパウダーは本当に最高です。
働いてお金を得ながらパウダーを楽しむ。
スノーボーダーなら誰もがうらやむこの環境を、ぜひ体験してください。
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