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【体験談】リゾートバイトで8シーズン過ごした現実をぶっちゃけます!

スノーボードブーム真っ盛りにスノーボードデビューしたわたし。

デビュー初日には「もう二度と行かない!」と思ったものの、すぐ翌日にはスノーボードに再トライし、その後はスノーボードの魅力にどっぷりとハマりました。

次のシーズン。スノーボードをする以前から、いつかリゾートアルバイトをしてみたいと思っていたわたし。

そんなわたしがスキー場にバイトをしにに行くのは当然とも言えました。

初めてのリゾートバイトはスキー場の売店。

その後。スキー・スノーボードレンタル、スノーボードインストラクター、ウェイトレス、ペンションの居候を経験しています。

ズバリ、リゾートバイトはめちゃくちゃ滑れます

そしてめっちゃくちゃ楽しいです。

リゾートバイトしたい!と思っている方の背中を押したいので、どんな毎日を過ごしていたのか、リゾートバイトの現実を久しぶりに思い出してみたいと思います。

この記事は元プロスノーボーダーの渡部ルミが担当します。

いちばん稼げたのはリゾバ.com でした!

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売店の売り子

初めてのリゾートバイトは舞子高原後楽園スキー場でした。現在の舞子リゾートです。

秋口にバイト雑誌のフロムAを見て、なんとなくピンときました。

ほかのリゾートを受けることなく舞子一択で面接にのぞみます。

運良く採用され、売店の売り子として配属されました。

舞子ではナイター営業が毎日ありましたが、わたしの職場はナイターなしのエリア。

夜はフリーです。

住み込みの従業員寮は職場から離れていますが、ナイターゲレンデは徒歩圏でした。

毎朝バスで職場に行き、夕方仕事を終えるとバスで帰寮。

すぐに寮でスノーボードウェアに着替え、ナイターに行く毎日でした。

ナイターが終わる21時までバイト仲間とガッツリ滑走。

週に2日ある休日も朝からゲレンデへ。

毎日毎日、本当に毎日、休むことなくスノーボードをしていました。

寮を出るときに1人だったとしてもゲレンデに行けば誰かしらいるので、滑る仲間にも困りません。

21時にリフトが止まると寮に戻り、入浴。

スキー場内のホテルに温泉があり、スタッフは無料で入れたので、滑ってから温泉を堪能し、また滑って帰る、なんていうこともありました。

そして平日休日関係なく、どこかしらの部屋で宴会が開かれている環境。

楽しくないわけがありません。

とにかくスノーボードとお酒と温泉を仲間と楽しむ。

そんな充実した毎日でした。

時給は900円程度でしたが、食費は1食200円、交通費は1か月ごとに往復分支給、最後にボーナスもあったので貯金もできました。

たった1人で応募しましたが、出会いも多く、すぐに友だちもできたので寂しさはまったくありませんでした。

いまあらためて考えても、感想として出てくるのは「とにかく楽しかった」ということ。

当時知り合った仲間とはいまでもラインでつながっており、いっしょに飲みに行ったり滑りに行ったりと仲良く過ごしています。

  • 初めてで1人だったけど大丈夫だった
  • 毎日滑れた
  • 友だちがたくさん増えた
  • 貯金できた

レンタルスタッフ&スノーボードインストラクター

次の夏。知人から「岩原でレンタル探しているってけど行く?」と声がかかり、ふたつ返事で応じました。

紹介なので面接などはなく、電話だけですぐ採用が決まりました。

当時の岩原スキー場は早朝5時半から営業が始まり、ナイター終了の21時まで営業していました。

そんなに長く営業しているスキー場はほかにはなかったくらいです。

採用が決まってから想定外だったのは、レンタルはインストラクター業務も兼任することでした。

インストラクター資格を持っていないのに!と驚きましたが、JSBA(日本スノーボード協会)の公認校ではなかったので、資格なしでも何も問題はありませんでした。

そしてもう一つ想定外だったのは、危ない滑りでのケガを防ぐため、年末年始の繁忙期を終えるまでフリー滑走ができないこと。

スノーボードがしたくてリゾートバイトに行くのにスノーボードができないという。

退職しての下山を迷いましたが、インストラクターはまったく滑れないわけではなかったので、パトロールの手伝いなどの合間に滑っていました。

プライベートでは休日のたび、車を持っている友だちにお願いして別のスキー場に。

寮には車の持ち込みはできなかったので、越後湯沢で知り合った友だちが頼りでした。

ある日事件は起こります。

友だちと隣町の上越国際スキー場に滑りに行った時の話。

楽しくフリーランをした後に、パークに行きました。

評判のとてもいいハーフパイプがありましたが、まだまだパイプに入るほどは上達していません。

大小のキッカーがあったので、小さなキッカーに入りました。

が。

思いっきりまくられてしまい。

手と顔で着地しました。

右腕はポッキリ。

顔は頬にすり傷ができました。

クビになったら困るので、職場には骨折したことは黙っていました。

ケガをしたからとインストラクター業務からははずれ、レンタルで働きながら回復を待ちます。

回復したら復帰、の予定だったのですが、ウソをついていることに耐えられなくなり。

やめたほうがいいのに、社員に「実は骨折」と打ち明けたところ、クビが内定しました。

すぐにクビにならなかったのは、すぐあとにNHKの20時の生中継に出演することが決まっていたから。

生中継の代打がいなかったので、その撮影が終わってからお役御免となったのでした。

退職したころにはかなり回復していたので地元には帰らず。

知人宅に居候しながら単発や短期のアルバイトをこなし、上越国際のシーズンパスを買って毎日滑りに行くようになりました。

ケガが回復しきっていなくてもやはりスノーボードは楽しくて、さらにさらにどんどんハマり。

3月にはJSBAのバッジテストを受験し、2級を取得しました。

ワンメイク(キッカー一発勝負)の大会も多く開かれていたので何戦か参戦しています。

春にはガーラ湯沢の春シーズンパスを購入。

ゴールデンウィークまで長いシーズンを過ごしました。

ハーフパイプはあまり入らなかったので上達しませんでしたが、キッカーにひたすら入っていました。

ガーラではフリースタイラーの友だちが増え、パークでアドバイスをもらうなんていうことも。

自分なりには上達を感じたシーズンでした。

  • 思っていたよりも滑れなかった
  • インストラクターという仕事内容に不安があったが大丈夫だった
  • 寮費・光熱費・食費・往復交通費が無料だった
  • ケガをしたので下山させれらた

JSBA公認スクールのインストラクター

その夏、行きつけだったスノーボードショップのオーナーらとニュージーランドに滑りに行きました。

そのときに知り合ったスノーボードスクールの校長に頼み込んでインストラクターアシスタントとなります。

行き先は神立高原スキー場。現在の神立スノーリゾートです。

業務や研修で毎日滑れましたが、当然フリーでも滑りたいに決まっています。

神立は5時半からの早朝営業はあるけれどもナイターはありません。

がんばって5時に起きれるよう毎日めざましをかけていましたが、なかなか起きられず、週に一度か二度くらいしか早朝営業には行けませんでした。

この早朝営業が正直一番きついな、と感じたところです。

とはいえ、休日も大会だったりフリーだったりでほぼ毎回滑っていたので、滑走日数はかなり多かったと記憶しています。

神立でのインストラクターはなんだかんだで4シーズン勤めました。

その間にJSBA公認B級インストラクターも取得し、アシスタントは卒業して常勤インストラクターになっています。

自分が教えることで生徒さんたちがどんどん上達するので、仕事はやりがいがありました。

やりがいがあったのでとても楽しく、毎回2時間のレッスン時間がすぎるのは本当にあっという間でした。

スノーボードスクールは先輩後輩の上下関係が厳しくなかったので、インストラクター同士も仲がよく、やっぱりよく飲みました。

人間関係の濃度が濃かった分、神立で出会って交際にいたり、結婚するカップルも多数おり、温かな家庭を築いています。

ニュージーランドで知り合った知人の中には50代で神立のリフト係に付いた方もいました。

わたしはといえばスノーボードクロスやアルペンでの大会デビューも果たし、大会に出るごとにスノーボードが上達したと思います。

JSBA公認のプロ資格を取得したのは3シーズン目でした。

わたしの人生が変わったのは神立だったと言えます。

  • たくさん滑れた
  • 研修で教わることも多く、スノーボードがかなり上達した
  • 仕事にやりがいがあった
  • 早朝の起床はなかなか難しかった
  • 恋愛関係も濃かった

レンタルスタッフ

神立のあとのシーズンはプロスノーボーダーとしての活動を幅広くするため、勤労なしのいわゆる『籠り』を経験。

そしてプロ登録をやめたあと、「また初心に戻ってスノーボードと向き合いたい」と秋にリゾバ.comに登録しました。

リゾバ.comは派遣型のリゾートアルバイト。

登録会に出向いて登録し、派遣先を選びます。(現在は郵送登録とウェブ登録があります。)

数多くあるリゾートの中で、個室寮がウリのノルン水上スキー場を選びました。

理由はすでに30代になっていたので、相部屋でワイワイという感じではなかったから。

寮はとてもとても狭い部屋でしたが、プライベートなエリアを持てるのはいままでのリゾートバイトとは一線を画しました。

さみしくなればロビーに出て、バイト仲間とにぎやかに過ごすこともできます。

わたしは麻雀を覚え、ときには徹マンするほどでした。

スノーボードはというとナイター営業があったので仕事の後に滑走。

週末は深夜0時まで営業だったので遅番勤務になることもあり、そのときは仕事前にひと滑りしていました。

そしてスノーボードスクールの校長を以前から知っていたので、スクールの研修に混ざることも多く。

いままでとは違った環境でしたが、存分にスノーボードを楽しむことができました。

派遣会社に一回登録するだけでさまざまな派遣先を選べるのが便利だと感じました。

地元採用のスタッフよりもリゾバ.cpmのほうが100円以上時給がよく、食事も3食無料だったので、派遣で良かったと感じました。(条件はリゾートによって異なります。)

冬はスキー場、春はリゾートバイト、夏はニュージーランドでスノーボード、秋はリゾートバイト、冬になる前にカナダ、なんていう一年中滑るルーティンの友人もいました。

1週間や2週間、1か月程度の短期アルバイトも見つかるので、冬休みや春休みに働きたい大学生にも派遣はオススメです。

  • 時給が良かった
  • 個室寮でプライバシーに配慮されていた
  • 食費はもちろん、寮費も光熱費も交通費も無料だったので貯金できた
  • 車の持ち込みが可能だったので自由に遊びや買い物に行けた
  • 思っていたよりもたくさん滑れた
  • 登録後は面接不要だった
  • 派遣先がたくさんあって条件に合うリゾートを見つけられた

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飲食店店員&ペンションの居候

最後のリゾート生活ではカレー店のウェイトレスとペンションの居候も経験しています。

新雪滑走が好きだったのでパウダーを求めて北海道のニセコに。

ゲストハウスに宿泊していましたが、知り合いの勤めるカレー店でスタッフが少ないとのことでアルバイトをしました。

お金を稼ぐことが目的ではなかったので、バイトはほどほどに。

昼間はガッツリ滑走、夜はカレー屋で週4日、5時間ほどバイト、という生活になりました。

まかないで出る食事がとてもおいしかったのがうれしいポイントでした。

当時のニセコはオーストラリア人にとても人気が高かったので、お客さんとのやりとりはほとんど英語。

英語力はあまり高くなかったのですが、身振り手振りも交えてなんとかウェイトレスの仕事を果たしました。

このときは住んでいたゲストハウスのオーナーが元プロスノーボーダーだったこともあり、レベルの高いスノーボーダーと毎日滑ることができました。

ねらっていたパウダーもひらふで、アンヌプリで、モイワで堪能。

パウダー率が本州よりもぜんぜん高かったので、ニセコまで来てよかったと本当に思いました。

そんな中、カレー店のすぐ隣のペンションで人が足りないとの話が。

ペンションのオーナーに乞われて居候となりました。

朝食の時間と掃除の時間だけ手伝って、それ以外はフリーという日々。

朝イチのパウダーを滑れないのは痛かったのですが、それでも滑走時間はじゅうぶんに取れたので、ニセコライフは充実したものでした。

ペンションは3食ついていましたが、どれも手作りの食事でとてもおいしく、ちょっぴり太ってしまったのを覚えています。

予定にないアルバイトと居候でしたが、どっちみち時間はゆとりがあったので、楽しい経験だったと思います。

  • 北海道のパウダースノーを満喫できた
  • 毎食おいしいものを食べることができた
  • 英語力が少し上がった

ふりかえり

リゾートバイトの現実はこんな感じでした。

いくつかリゾートバイトや居候を経験しましたが、どこに行ってもとにかくスノーボードの環境には恵まれていたかな、と思います。

ナイターも早朝も営業していないリゾートに行ってしまったので、週2日の休日にしか滑れない、なんていう友人もいました。

わたしの場合、売店やレンタルなどはヒマな時間は座って待機できたのも体力の回復に役立ったと思います。

飲食店は手軽ですが、座って休むということがなかったのがつらかったかな?

いちばん刺激が多かったのは初年度の舞子売店です。

リゾートバイトも初めてだし、スノーボードをそこまで滑り込むのも初めてだし。

いま振り返っても、勇気を出して最初の一歩を踏み出してよかったなと感じます。

あの舞子がなければスノーボードの上達はもっと遅かっただろうし、プロになることもおそらくなかっただろうし、大切な仲間と出会うことがなかったと思います。

どこに行っても滑って飲んで滑って飲んでばかりでしたが、スノーボードに励める環境とともに、人との出会いがわたしを成長させました。

リゾートバイトの経験はスノーボード人生に大きな影響を与えます。

ちょっと勇気が必要かもしれませんが、1人でも大丈夫。

思い切って飛び込んでみてください。

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渡部ルミ

元JSBA公認プロスノーボーダー・JSBA公認インストラクター・ショップスタッフ・専門誌ライターなど、スノーボード経験値は高め。

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