スノーボード初心者にとって意外に悩みのタネとなるのは、スキー場への行き帰りの服装です。
「どうせならおしゃれをして、滑る前からテンションを上げていきたい!」
そう思うのは当然。
普段着で大丈夫なのか、それとも特別な準備が必要なのか、今回は行き帰りコーデにクローズアップして、その悩みを解決します。
基本的にはカジュアルまたはスポーティなスタイルがおすすめ。
タウンウェアのままでもOKなアイテムもありますが、防寒や雪対策に気をつけるべきポイントもあります。
寒さを防ぎつつ、おしゃれも忘れない、バランスの取れたコーデをいっしょに考えていきましょう。
行き帰りコーデのポイント
スキー場への行き帰りの服装選びで抑えておくべきポイントを5つご紹介します。
おしゃれを楽しみつつ、機能性も忘れずに、バランス良くコーディネートすることがたいせつです。
防寒対策は必須
スノーボードを楽しむ際には、滑るときだけでなく行き帰りでも寒さ対策が重要。
とくにアウターは暖かいだけでなく、雪や雨に強いものにしましょう。
ダウンジャケットやナイロンジャケットで、フードが付いたものがベター。
雪の水分が付いた場合にシミになるような素材は避けましょう。
デザインによってはスノーボードウェアのジャケットを羽織るのもアリです
移動手段と時間を考える
まず、どんな移動方法でも基本となるのは、リラックスできる服装であること。
おしゃれにこだわりすぎてしまい、スキー場への移動で体力を消耗しては意味がありません。
スキー場への移動はそれなりに長時間になることが多いもの。
堅苦しくなくリラックスできる服装で、滑るときに全開にパワーを出せるようにしましょう。
トップスはゆったりめのパーカーが人気が高く、ほとんどの人がパーカーを着ていると言っても過言ではありません。
それでは、肝心の移動方法別のコーディネートについて考えます。
車移動の場合はコンビニやサービスエリアくらいでしか他人と会わないので、ジャージやスウェットなど、比較的ルーズなコーデでもOK。
スキーバスの場合もまわりはスノーボーダー・スキーヤーしかいないので、ルーズでもいいかな?と考えがちですが、集合場所までは公共交通機関を使うことが多いので、それなりに街に溶け込んだコーデが無難です。
新幹線・飛行機の場合はスノーボーダーだけでなくビジネスマンなども乗っているので、あまりルーズすぎないように気をつけましょう。
筆者の場合は車移動がほとんどだったので、1時間以内ならボトムスまでスノーボードウェアで移動してしまうこともしばしばでした。
スキー場付近のコンビニではビブパンツ(オーバーオール型のスノーボードパンツ)でウロウロしている人も結構いるものです。
着替えやすさは重要ポイント
スキー場に着いたらすぐにスノーボードウェアに着替えることが多いので、行き帰りの服装は着替えやすいものを選びましょう。
タイトなデニムなどのアイテムは避けたほうが無難です。
スノーブーツが必要な地域も
豪雪地帯など、雪が積もった道や駐車場を歩くことが予想される場合は、スノーブーツか防寒長靴を履くのがおすすめ。
湯沢方面などでは、消雪パイプ(地下水で道路の雪を溶かすシステム)の水が出ていることもしばしば。
ローカルライダーもみな、滑りにくくて冷えにも強いスノーブーツや防寒長靴を履いています。
逆に蓼科方面など、ゲレンデ以外には雪がない地域では、スノーブーツを履いている人は皆無です。
雪がない地域ではふつうのスニーカーで十分です。
スキー場で避けたい服装
それでは、逆にスキー場への移動で避けるべき服装について紹介していきます。
スカート & ワンピース
スキー場の行き帰りにスカートやワンピースを選ぶのは避けたほうが無難です。
動きにくく、足元がスースーするだけでなく、雪がついてさらに冷えることも。
防寒を優先して、パンツスタイルのコーデを選びましょう。
新品の服
スキー場での服装は新品はなるべく避けたほうがベター。
スキー場、とくに駐車場では足元が悪いことが多く、ボトムスが汚れる可能性があります。
雪が降っている場合にはトップスやジャケットも濡れてしまうので、新品ではないもの、もしくは撥水・防水の効いたものにしましょう。
歩きにくい靴・濡れては困る靴
ヒールやフラットソールの靴は、当然のごとく雪で滑るので不向きです。
また、ムートンやスエードなどの素材は水分でシミができるので避けましょう。
筆者は雪が降る湯沢でムートンブーツを履いて、水たまりの深さのシミができてしまい、オシャカにした経験があります。
まとめ
スノーボードの行き帰りコーデは、おしゃれと機能性を兼ね備えることがたいせつです。
防寒対策をしっかりしつつ、リラックスできるアイテムや、移動手段に合わせたコーディネイトを心がけることで快適な移動が可能になります。
ここで紹介したアイテムでスキー場での不便を避け、スノーボードをめいっぱい楽しみましょう!
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