スノーボードで立ち上がれない時には2つの対処法があります。
反転して腹ばいになってから立つ
平らな雪面やほとんど斜度がない場所では、上の写真のように体を反転させてうつ伏せの状態になってから立ち上がってください。
片手でエッジをつかんで立ち上がる
ある程度斜度がある時は、どちらかの手でトゥエッジ(つま先側のエッジ)付近をつかみ、反対の手で体を支えて起き上がります。
それでも立てない!
そんな時の立ち上がり方は、この記事で解説しています。
ターンは1日でできます!
「いやぁ前回のスノーボードで立てなかった」という人も、正しく練習すれば1日でターンをマスターできますよ! 詳しくは下の記事で。
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立ちやすいのはトゥエッジ? ヒールエッジ?
スノーボードで「立てない」という悩みはよく聞きますが、上の写真のように腹ばいから立ち上がるのは難しくありません。
反対に、上の写真のようにお尻をついて座っていると、なかなか立ち上がれないことがあります。
とくに斜度が全くないところにお尻をついて座っていると、立ち上がるのが難しいですね。
だったら体を回転させて腹ばいから立ち上がろう
そこで、斜度がなくてうまく立てないときは、上の写真のように体を反転させてから立ち上がります。
- 立ち上がれないと判断したら……
- 板と足を持ち上げ体を回転
- うつぶせ(腹ばい)状態になり
- エッジで軽く足場を作ってから
- 腕立てふせをするように体を起こす
- 基本姿勢になり再スタート
という流れです。ポイントは②でボードをしっかり持ち上げて、ボードと両足をぐるんと回転させた勢いで体全体を回しきること。うまくいかないときは右足で回し蹴りをするイメージで(反時計方向に回す場合)。
イヤな上司にケリを入れるイメージで回してください。
でも、脚力がなくて足がうまく持ち上げられない・回せない、ということもあります。
回転するのが疲れる、体力的にきつい場合は片足を抱え込む
そんな時、JSBAのスクールでもこの動画のように①どちらかの足を抱え込み、②逆の足を伸ばしてから回転する。と教えています。
どちらの足を抱え込んでもいいのですが、レギュラーの人なら右足、グーフィーの人なら左足を抱え込む方がよいでしょう。
さらに、回転するときに太ももを腕で支えるように力を添えると、よりスムーズに体を回すことができます(上記動画の6秒めあたり)。
JSBAは日本スノーボード協会のこと。1982年から活動する、日本でもっとも古いスノーボード関連団体のひとつです。
斜度がある場合はつま先エッジをつかむと立てる!
ある程度斜度がある所でお尻をついて座っているときは、上の写真のように、どちらかの手でつま先エッジ付近をつかみ、上半身を引きつけながら、反対の手をついて起き上がってみてください。
急斜面ではお尻をついて座った状態から、ラクに立ち上がることができます。反対に、平らな雪面では上級者でも簡単に立ち上がることができません。
体を反転させて立つか、つま先エッジをつかんで立つかは、斜度によって使い分けてください。
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