スノーボード用のネックウォーマー系アイテムには、主に3つの種類があります。
ネックウォーマー系アイテム
どのアイテムも、寒さを防ぐ機能と日焼けやケガを防止する機能がありますが、それぞれ少しずつ性格が違っています。また、売れ筋の価格帯や素材も違っています。
そんな中、いま注目されているのはバラクラバです。ネックウォーマーにも、マスクにも、帽子にもなる3ウェイの商品もラインナップされています。
おすすめバラクラバ
上記は安くて多機能なバラクラバの一例です。上記の商品ページを見ると「こうやって使うのか!」とわかるはず。
記事後半では、安くておすすめのアイテム、デザイン性が高くかわいいアイテムをたくさん紹介しています。
この記事では、楽天市場内の売れ筋商品を独自に分析してグラフ化しています。
スノボ用ネックウォーマーの特徴・素材・選び方
ネックウォーマーは、筒状で首に巻く防寒具です。マスクのように使ったり、キャップのように頭にかぶれる製品もあります。
スノボ用の「ネックウォーマー」として売られている商品の中では、ボアが最も多く、続いて起毛のないニット素材とフリースが多いという調査結果になりました。
おすすめは、フリースまたはニット素材です。ボアは吐いた息などの湿気が凍ってしまうことがあるからです。
広告を見るときのチェックポイントは、ポリエステルの製品を選ぶこと。アクリルやナイロンは安いのですが、保温力が低いので防寒に向いていません。
売れ筋価格帯
売れ筋価格帯:1,000~3,000円
コンパクトで使い勝手がいいのがネックウォーマーのメリット
最近、ネックウォーマーが高機能化しています。
口に当たる部分に小穴を設けて呼吸しやすく改善した商品や、ドローコードでフィット感をアップさせる製品も登場しています。
しかし、機能を追求するとしたら、ネックウォーマーよりバラクラバがおすすめです。
バラクラバは少し下で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
むしろネックウォーマーはコンパクトに収納でき、常に携帯できるのが最大のメリットです。
ニット素材やマイクロフリース製の、薄手でコンパクトな製品を選びましょう。
Rumi's Choice:おすすめネックウォーマー
25グラムと軽量なので、いつでも携帯できるネックウォーマーです。マイクロフリースを使用し、肌触りがよく、呼気が凍結する心配も低めです。
長さも約30cmと長めに作られており、マスクのように使用することもできます。1枚用意しておくと、きっとどこかで役立ちます。
低価格高品質なHIMASS MANIAブランド。到着から7日間はカラー交換も可能です。また、カラバリはかなり多めです。
スノボ用フェイスマスクの素材・特徴・選び方
フェイスマスクは主に顔部分をおおう布で、ゴムやひもで耳に引っかけて留めるものや、ドローコードで固定するものなどさまざまなタイプがあります。
素材はポリエステル系のニットかフリースの2択です。フリースを選ぶなら、きめの細かいマイクロフリースのものがおすすめです。
ヤケーヌなどUV性能を打ち出した製品もあり、一枚用意しておくと日焼け対策にも役立ちます(ただし、ヤケーヌはスノーボード専用ではありません)。
売れ筋価格帯
売れ筋価格帯:500~2,500円
大きさや装着方法の違いなどのバリエーションあり
本当に顔だけをカバーするフェイスマスクもあれば、スヌード(ゆるめのネックウォーマー)のような形状で耳にひっかけるゴム紐が付いた製品など、サイズや装着方法にはバリエーションが多めです。
選ぶなら、口が当たる部分をメッシュにしたり、小さな穴を開けて呼吸しやすくする工夫をした製品がおすすめです。
一方、バラクラバを「フェイスマスク」という商品名で販売しているケースも多く、ネットで商品検索をする場合はその点も意識してみてください。商品レビューもしっかりとチェックして「ずれにくい」と評価されているものを選びましょう。
バラクラバでもフェイスマスクでもどっちでもよくて、ずれにくく呼吸しやすければOKでしょう。
Rumi's Choice:おすすめフェイスマスク
シンプルで軽量、コンパクト。そして安い! と3拍子そろったフェイスマスク。スノーボードウェアを手がけるOCスタイルの製品なので、雪上でも安心して使用できます。
ドローコードと耳かけの併用で、滑走中にもずれにくく、滑りのじゃまになりません。
そして、ずっとポケットに入れておけるほどコンパクト! 常に携行でき、いざというときすぐに取り出して使用できるのもメリットです。
スノーボードだけでなく、普段使いにも便利です。
バラクラバの特徴・素材・選び方
バラクラバはもともと目出し帽のこと。おしゃれアイテムとしても流行しており、ユニクロでもラグジュアリーブランド「MARNI(マルニ)」とのコラボモデルをラインナップしています。
一般用にはウールなどの素材も使われますが、スノボ用としては、ポリエステルのニット素材が多く採用されています。
そして現在、プロスノーボーダーのバラクラバ使用率もかなり高めです。
売れ筋価格帯
売れ筋価格帯:1,000~5,000円
開口部が大きく顔を出せるタイプが人気
藤沼到プロのインスタグラムに登場するプロの方々は、開口部が大きくて顔全体をだせるバラクラバを愛用しています。
到プロの向かって右にいる岩ちゃんも、左にいる稲川デモ、月岡デモもバラクラバを使用していますね。
バラクラバにはこのように、フェイスマスクにもネックウォーマーにもキャップにもなるという多機能な製品もあります。
Rumi's Choice:おすすめバラクラバ
記事冒頭でも紹介しましたが、PONTAPESのバラクラバはかなりコスパが高く「何か1つ買おうかな」という人は、これにしておくと失敗しません。
表面は雪がつきにくいキメの細かいニット素材で、裏地は暖かいマイクロフリース素材。さらに、口元にはメッシュ素材を採用し、楽に呼吸できます。
このあたりの設計は、多くのスノーボードウェアを手がけるOCスタイルならではと感じました。
この製品も、ネックウォーマーやフェイスマスクとしても使える多機能モデル。稲川デモのように顔を出して着用することもできます。
スノボ用ネックウォーマー・フェイスマスク・バラクラバおすすめ11選
これまで見てきたように、ネックウォーマーなどの素材としてはニット、フリース、ボアなどが一般的です。スノマガ的には、一般的な使用であればニットかフリース素材をおすすめします。
ここでは、ネックウォーマーにフードをプラスした「フードウォーマー」も紹介しています。
まとめ「スノボにはバラクラバがおすすめな理由」
迷ったらコンパクトにたためるバラクラバを選んでください。結局、バラクラバが最強です。
コンパクトなバラクラバはネックウォーマーにも、フェイスマスクにも、なんなら帽子にもなります。
また、素材はポリエステルのニットまたはフリースを選んでください。スノマガ的にはボアはいまいちと考えています。
ボアは呼気中の水分が凍る場合があるからです。
寒さが心配な人は、ボアよりマイクロフリースにしましょう。そしてフリースよりも、ニット素材の方がさらに万能です。
以上の条件を満たすバラクラバを1つあげるとすると、ポンタペスの3ウェイ・バラクラバ PONF-103です。
折りたたむと非常にコンパクトなので、常にウェアのポケットに入れておけます。
しかも安いので、筆者は「これしか勝たん」と考えています。
スノーボード用具の買い忘れはありませんか?……スノーボードに必要な用具は他にもいろいろありますよ。スノボの持ち物リストを特集した記事で、もれがないかチェックしてみてください。